という論議の方向になりつつある幹部でのクレーム対策会議。
「品質クレーム等々の問題が発生した時は、
どうすることになってる?」
と確認してみると、
「クレーム報告書を提出し、対策を設定し」
教科書に載っている模範的な回答が・・・
「そうなんだ。先月何件発生して、どんな対策が取られた?」
「提出されないものもあって・・・○$△%■&Σβα・・・」
後半部分は意味不明。
要するに、
未提出について放置状態、
提出されてものについても対策案まで追いかけなし。
という状態。
「社員の意識向上対策を改めて、あれこれ考える必要ないでしょう。」
今の基本的な仕組み
(きちんと報告書を提出する、きちんと対策を立て、実行する)、
それ自体が意識付。
報告書の未提出も放置状態
対策のフォローなし・・・になっているのは、
上層部がクレームに対してきちんと対応しようとする意識が薄いから、
それが社員に感染している。
問題は、社員の意識付けではなく、
上層部が意識をきちんと持つこと。
すなわち、きちんと基本的な仕組みを動かすこと。
と耳の痛いことを・・・
「社員の意識は、トップの意識の鏡」
であることを肝に命じる必要があります。