「目標に届いていない」との、幹部からの報告。
「計画はどうなっているの?」
と確認をしてみると、
幹部からの答えは
「計画はきちんと立てています」。
「計画通りに、実行できているの?」
とさらに確認してみると、
幹部からの答えは
「計画通りです」。
計画はきちんと立てていて、
その通りに実行しているにもかかわらず、
目標に届かない。
という不思議な現象です。
実は、この怪奇現象、中小企業ではよく発生します。
この怪奇現象の原因は「目標≠計画」です。
そもそも計画自体が、目標を達成するものになっていないのです。
目標は目標、計画は計画で、バラバラなのです。
計画が独り歩きしてるのです。
その背景にあるのは
責任者が計画そのものをきちんとレヴュー
(「これで目標が達成できるだろうか?」等々と検討)
していないことにあります。
計画が提出されれば、レビューされることなく、実行に移される
という実態です。
計画が提出されたら、
内容が目標が達成できるだろうかと、レビュー・吟味することが
極めて大切なプロセスです。再認識を!!
当たり前のことですが、残念ながらよくある話なのです。