2017年10月27日金曜日

税金払うために・・・

報道される議員のていたらく・・
耳にするたびに、腹立が立ってきます。

税金を払うよりも、
子供たちへの「ユニセフ」寄付金を増額したほうが・・・
と思います。

とは言え、払うものをキチンと払ってなければ
阿保な議員に、文句の言う権利もありません。

ということで、税金はきちんと払いましょう。
そして文句も、厳しく・ガンガン言いましょう。

そろそろ本題に・・・

「税金を払うために、その上コストを負担して」というテーマですが、
会計情報を有効に活用しているか?という問題提起です。

会計事務所に、
毎月数万円の顧問料を払って会計を見てもらっている
というのが普通のパターンです。

具体的には、毎月試算表を作成してもらって、
年度末には決算処理、そして税金の申告
というのが、概ねの内容でしょう。

ところが、その毎月の試算表をどれくらい役立ててるでしょう?
決算書をどれくらい見ているでしょう?

という問題提起です。

それらの書類にでてくる数字に対して、
自分の目安(基準値)で見てみると、
「あれ?」というものがでてきます。
そこから、原因や背景を確認して次の手を打つ・・

というのが活用の仕方です。

ところが、月次の試算表が2ヶ月遅れで作成されたり、
数字を確認することなしにファイルされたり・・
と活用されてないケースがあります。

これでは、
会計を見てもらうために会計事務所を雇っている、
ことにはなりません。

「税金の申告するために毎月顧問料を払う」
「税金を納めるために、わざわざさらにコストをかけている」

のと同じです。
もったいなくて、仕方ありません。

税金を払うためにではなく、
会計という視点で経営を見るためにお金を払い、
そのついでに、税金の計算もしてもらう・・・

という位置づけで、会計情報を経営に役立てるようにしましょう。