2018年3月4日日曜日

聞きなれぬ言葉「形而上・形而下」

本を読んでいると時々目にする
「形而上」「形而下」という言葉。

国語辞典で調べてみると

「形而上」
 はっきりした形が無く、
 感覚の働きによってはその存在を知ることができないもの。

「形而下」
 はっきりした形があって、
 感覚の働きによってその存在を知ることができるもの。

と説明されていました。

要するに、
見ることも、聞くことも、触ることも、匂うことも、味わうことも
5感覚では認識できない存在です。

中国の古典 易経の「形而上者謂之道、形而下者謂之器」
(形而上なるものこれを道といい、形而下なるものこれを器という)
からの言葉のようです。

ついつい、形而下のものが気になりますが、
大切なのは形而上の部分のようです。