本を読んでいると時々目にする
「形而上」「形而下」という言葉。
国語辞典で調べてみると
「形而上」
はっきりした形が無く、
感覚の働きによってはその存在を知ることができないもの。
「形而下」
はっきりした形があって、
感覚の働きによってその存在を知ることができるもの。
と説明されていました。
要するに、
見ることも、聞くことも、触ることも、匂うことも、味わうことも
5感覚では認識できない存在です。
中国の古典 易経の「形而上者謂之道、形而下者謂之器」
(形而上なるものこれを道といい、形而下なるものこれを器という)
からの言葉のようです。
ついつい、形而下のものが気になりますが、
大切なのは形而上の部分のようです。