「西郷どん」を描いた小説「翔ぶが如く」からご紹介しています。
西郷の唱える征韓論に明治政府は揺れていました。
維新の志士の上に公家の一人、
岩倉具視が右大臣として位置していました。
方向の定まらない状況の中の岩倉の
イライラ感を描いた場面からご紹介しています。
◇◆◇◆◆◆◆◆◇◆ < 珠玉の言葉 > ◆◆◆◆◆◇◆◇◆◇◆
「尊大は赤誠(セキセイ)といわれる。
赤誠はじつは太政官の倉にも庭にも山積するほどあるのじゃ。
赤誠がござるというのはキンタマがござるというのと同じで、
そんなものを何万個積みあげても、どうにもならぬ」
「翔ぶが如く」(2巻 秋の霜)
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是非、ご一読を!!