2018年3月27日火曜日

「相手の出方見て・・・」

業績を大きく左右する可能性のある事案。
その事案の発生について報告され、
役員間で共通認識がもたれました。

「ということで、
 先方が、どう言ってくるかを待って対応策を考えましょう」

という結論になりそうな、雰囲気。

「ちょっと待った!!
 もし、先方が〇〇(最悪のケース)と言ってきたら、どうするんですか?」

「それは、大変なことになります」

「そう、大変なことになりますよね。
 でも、先方の出方待つんですよね?」

「・・・・」

「待ってては『ダメ』です。」

先方がどんな出方をしてきても、
対応できるならば、それだけの力が当方にあるならば、
待つ意味はあるかもしれません。

しかしながらそうでない場合、
無駄骨になるかもしれませんが
こちらから動く必要があります。

先方の出方として考えられる選択肢は4つでした。
実際に検討していくと、概ねこんなところです。
無数にはありません。
片手、おおくても両手があれば足りるものです。

当社の有利に働くものもあれば、
大問題が発生するものもありました。

先方の言ってくる内容が
最悪のものとならないように、
そして有利なものとなるように、
事前に働きかける行動を行うことにしたのでした。

「待って手をうつ」のは強者がすることです。
弱者は「自ら働きかける」ことしかありません。
弱者が強者の振る舞いをしていては・・・