業績を大きく左右する可能性のある事案。
その事案の発生について報告され、
役員間で共通認識がもたれました。
「ということで、
先方が、どう言ってくるかを待って対応策を考えましょう」
という結論になりそうな、雰囲気。
「ちょっと待った!!
もし、先方が〇〇(最悪のケース)と言ってきたら、どうするんですか?」
「それは、大変なことになります」
「そう、大変なことになりますよね。
でも、先方の出方待つんですよね?」
「・・・・」
「待ってては『ダメ』です。」
先方がどんな出方をしてきても、
対応できるならば、それだけの力が当方にあるならば、
待つ意味はあるかもしれません。
しかしながらそうでない場合、
無駄骨になるかもしれませんが
こちらから動く必要があります。
先方の出方として考えられる選択肢は4つでした。
実際に検討していくと、概ねこんなところです。
無数にはありません。
片手、おおくても両手があれば足りるものです。
当社の有利に働くものもあれば、
大問題が発生するものもありました。
先方の言ってくる内容が
最悪のものとならないように、
そして有利なものとなるように、
事前に働きかける行動を行うことにしたのでした。
「待って手をうつ」のは強者がすることです。
弱者は「自ら働きかける」ことしかありません。
弱者が強者の振る舞いをしていては・・・