2018年6月26日火曜日

名著発見!「リーダーの基準」

久しぶりに名著に巡り合いました。

「リーダーの基準」清水勝彦著 日経BP社

という本です。

ラインマーカーが手放せない本でした。
「その通り、その通り」「そうなんよ」
とうなずきながら読みました。


AI(人口知能)やIoTの技術の進化で、
「あたりまえと考えていた常識が崩れ去る」と言われます。
そのなかで、

「そもそも『あたりまえ』とは何なのでしょうか?
 自分たちは何を持って『あたりまえ』と日常使っていたのかという、
 より根本的な問いかけをしたことがあるでしょうか?(中略)
 もう一度、きちんとリーダーの、
 そして経営の『あたりまえ』を考えてみませんか?」

と前書きから始まる本書。

ともすれば技術論や手法論に振り回されそうになるなか、
経営・リーダーの本質ついて語っています。

蔵書印を押して重要書籍として登録しました。

ご一読をお勧めします。







2018年6月19日火曜日

「大版サマリー」お役御免となりました

6月1日のブログで、原稿の9割完成とお伝えしました。

その後、気になるところを見直し書き直し、
「前書き」も作成しました。

ということで、
昨年8月に全体像を一覧するための大版サマリーを、
壁から降ろし、A4に小さくたたみ封筒に納め、お役御免とし、
約10ヶ月間無言のプレッシャーから解放されました。


2冊目を書き下ろした時と同様な感覚をもちました。
達成したという解放感、一方終わったという名残惜しさ
内容についての自信と、伝わるだろうかという不安感・・
複雑に入り混じった気持ちです。

ともあれ、一区切つきました。

2018年6月16日土曜日

「あたら愚人どもに・・・」メルマガ104号

本日メールマガジン第104号を配信しました。


今回は「竜馬がゆく」より、
薩長連合を坂本竜馬が西郷に説く場面からご紹介しています。

◇◆◆◆◆◇◆ < 珠玉の言葉 > ◆◆◆◆◆◇◆◇◆◇◆

   こういう複雑な問題は、
   あたら愚人どもに相談したりすると
   かえって事が複雑化し成る話もならぬことがある       

    「竜馬がゆく 六巻」(薩摩行

◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆

是非。ご一読を!!

2018年6月12日火曜日

「幹部が育たない」と嘆く前に・・

「幹部が育たない。
 育っていないから、指示を出さざるを得ない。」
と嘆く経営者。

嘆く前に、当たり前のことができているかを
チェックする必要があります。

それは「共通の認識」と言われるものです。

どんな現象が発生しているのか(外部・内部問わず)?
どの程度ものなのか(頻度や影響度)?

と、まずは現状が共有できていることです。

そして、その現状に対して、
何らかの手をうつ(解決す)べきものなのか?
どのくらいのスピードで解決すべきか?

という問題化についての認識の共有化です。

この「共通の認識」、
まどろこしい面倒な部分ですが、
このプロセスを捨象しては幹部は育ちません。

これがないブラックボックス状態で、
「提案せよ!」と投げかけたところで、
いい提案がでようはずがありません。
幹部の潜在的な能力を押し込んで
蓋を閉めている状態になっているかもしれません。

育たないと嘆き指示を出す前に、
ひと手間かかる「共通認識」つくりです。

閉じ込められていた幹部の能力が
湧きでてくる可能性ありです。

2018年6月5日火曜日

社長がチェックして!

某社でのこと、
原価のコントロールが、かなかできない領域がありました。

社長が幹部を指導しているものの、常に予算を上回る。
「予算自体が無理なのでは??」と論議されたこともありました。

「社長自らがチェックするようにしてください」

とアドバイスし、社長が腰をあげてくれました。

その1月後、予算枠に収まったとの報告がありました。
その後もきちんと収まり続けるようになりました。

社長曰く
「一体何だったんでしょう?」

今まで、部下にいろいろと指導してきたにもかかわらず、
社長が直接かかわるだけで簡単に実行できてしまったことを、
不思議がられている様子でした。

「そんなもんでしょう」

同じチェックをしているようでも、
その厳しさが違う、レベルが違う、
コミットメントの強さが違う、
ことをお話ししました。

「重要課題の一つなので、
 当面社長自らやり続けてくださいね」

「わかりました。こんな簡単なことで改善できるならば」

と部下に任せるのは、
予算通りコントロールが常態になった後にしたのでした。

2018年6月1日金曜日

原稿9割方完成!!

2017年01月から着手し始めた原稿、
先日、9割方完成しました。

1)ラフ原稿の作成
2)ラフ原稿のレビュー
3)全体像確認のためのカード化
4)本原稿の作成
5)本原稿の見直し1回目
6)本原稿の見直し2回目

と管理表に記載しながら、
ステップを進めていきました。

「前書き」「あとがき」と
一部、内容的に再度レヴューを残すのみ。
A4で136ページ、1.5センチになりました。
気分的には、峠を越えたという感じでです。
あと1~2週間で完了させたいと思っています。