2020年9月22日火曜日

日本初の市街地レース:感動!!

1周約45秒で20周
20分弱のレースであっという間に終了しました。

主催者のインタビューでは、7年越しの企画
「消滅可能性都市のなかに名前の入る江津、
 何か江津として、江津で育っていく子供達のために
 全国に発信できるものがないか」

という思いだったそうです。

そして
「来年は、来年は、と何度も言ってきた。
 そろそろ江津の狼少年団じゃないかと
 言われるんじゃないかとと本当に心配していた」

とのこと。

フジテレビF1解説者森脇基恭氏は、
「今まで日本中の街・市が市街地レースをやりたかったんですよ。
 でも今まで出来なかったんですよ、結局は。
 それは情熱が足りなかったと思う。
 でも、江津の人達の情熱はその壁を破って実現してくれた」と。

数多くの困難、想定外の問題等々
いろいろなことがあったことと推察します。
それらを乗り越え実現に至ったことに、
本当に素晴らしい、心より拍手を送ります。

ウイニングランしながら手を振るドライバー、
手を振り、拍手を沿道の観客、関係者。
感動、感動でした。

コロナの影響で観客もコースの地区に限定され、
経済効果は限定されたものだったでしょう。
しかしながらそれ以上に大切なもの、
東京から一番遠い都市でも日本初に挑戦できるという自信、
そして、江津人の結束・絆がより強固になったことでしょう。

260人のボランティア(市民の1%にあたります)が、
ブロックを設置する際にも住民に気を遣い
丁寧な対応していたのも印象的でした。

招待された小学生が歓声を上げなら応援するのを見ながら、
彼らが「全国レベルのことが江津でも実現できる」と夢を広げ、
たとえ将来江津を離れても
「日本初の市街地レースしたところ」
と故郷を胸を張って紹介すると思ったのでした。
主催者の思いは、間違いなく伝わったことと思います。

企画してくれた、江津の若人に感佩です。
ありがとうございました。

自宅前の国道9号線でのブロックの後片付け作業