1周約45秒で20周
20分弱のレースであっという間に終了しました。
主催者のインタビューでは、7年越しの企画
「消滅可能性都市のなかに名前の入る江津、
何か江津として、江津で育っていく子供達のために
全国に発信できるものがないか」
という思いだったそうです。
そして
「来年は、来年は、と何度も言ってきた。
そろそろ江津の狼少年団じゃないかと
言われるんじゃないかとと本当に心配していた」
とのこと。
フジテレビF1解説者森脇基恭氏は、
「今まで日本中の街・市が市街地レースをやりたかったんですよ。
でも今まで出来なかったんですよ、結局は。
それは情熱が足りなかったと思う。
でも、江津の人達の情熱はその壁を破って実現してくれた」と。
数多くの困難、想定外の問題等々
いろいろなことがあったことと推察します。
それらを乗り越え実現に至ったことに、
本当に素晴らしい、心より拍手を送ります。
ウイニングランしながら手を振るドライバー、
手を振り、拍手を沿道の観客、関係者。
感動、感動でした。
コロナの影響で観客もコースの地区に限定され、
経済効果は限定されたものだったでしょう。
しかしながらそれ以上に大切なもの、
東京から一番遠い都市でも日本初に挑戦できるという自信、
そして、江津人の結束・絆がより強固になったことでしょう。
260人のボランティア(市民の1%にあたります)が、
ブロックを設置する際にも住民に気を遣い
丁寧な対応していたのも印象的でした。
招待された小学生が歓声を上げなら応援するのを見ながら、
彼らが「全国レベルのことが江津でも実現できる」と夢を広げ、
たとえ将来江津を離れても
「日本初の市街地レースしたところ」
と故郷を胸を張って紹介すると思ったのでした。
主催者の思いは、間違いなく伝わったことと思います。
企画してくれた、江津の若人に感佩です。
ありがとうございました。
自宅前の国道9号線でのブロックの後片付け作業