「何のために自社があるのですか?」
業績順調、社員も一所懸命頑張り、
側からすると立派な会社。
その会社の社長を悩ませているのが上記の質問。
数ヶ月前、社長が最初にまとめた文章に、
「これ本気で、そう思っているんですか??」
「なぜなんです?」
との私の質問に頭を抱えた社長。
それから何度も私とのメールや面談を繰り返し、
社長は悩み考え続けた。
混沌を繰り返しつつも考えは深まり、
おぼろげながら何か見えてきているような感じ。
「もう少しでたどりつけそうな感じです。
この部分についてもう少し考えを深めてみてください」
私にできることは、
社長の中で肚落ちするところまで、
話を聞いて・文章を見て
質問を繰り返したり、
言葉・文書から社長の本音を引き出すこと、
そして「頑張れ!!」って応援するくらい。
「自分の中に答えがあるんですよね・・・」と社長。
「そうです、社長。
もう少し哲学続けましょう。焦らずじっくり考えて」
と次回の約束をして帰りました。
7年前の他社での同様な場面、
数ヶ月かけてその社長は答えを見つけた。
そして、会社は大きく変わっていったのでした。