2021年8月13日金曜日

予測手法を使って(2)

その需要予測として使った手法が
「最小二乗法」(Least Square Method)です。

大学時代、計量経済学のゼミで習った手法でした。
要因数が2つくらいでも、
手計算では小一時間かかる相当面倒なものでした。
(計算の仕方は完全に忘れました)

なんとそれが、
今やエクセルの関数を使えば
変数がいくつあろうと計算自体は、
数秒でやってくれます。
使わない手はありません。

簡単に言うと、「最小二乗法」とは
要因(X)にデータを入れると、
需要予測量(Y)がチョチョイのチョイと
でてくるようにするものです。

過去のデータを計算して
(予測式 Y=aX+b )
をつくるための(a)(b)の計算するものです。


すなわち、過去のデータ(青ポチ)と
 (Y=aX+b)線との距離の合計が最小
になるような(a)(b)の値をもとめるものです。

この手法を使い、要因数は3つの
(Y=aX+bY+cZ+d)の予測方程式を
つくることから開始です。