2024年6月30日日曜日

期末報告会

某クライントでは、四半期毎、そして決算時に
全社員を集めて会社の状況を共有することを目的に行なっています。

先日、決算時の報告会に参加してきました。

・計画と実績、振り返り
・来期の目標(方向性)

という一般的な内容はもちろんのこと、
特徴的なのは、各部門における取り組み、進捗状況、課題の報告等に
力点が置かれていることにあります。

会社が掲げる2つの改革テーマの実現には、
各部門の密接な連携なくては実現しない、
というのが理由です。

今回の報告会で、印象に残ったのは、
総合的なプロデュース機能がキチンと機能している、
ことでした。

準備段階を経て外に向けて動き出すところまできました。

私からは、
・さらなる改革のスピードアップ
・顧客視点から外れないにすること
・そして、小さな改善を積み重ねまくること
の3点をコメントさせていただきました。

その、小さな改善の事例として

新幹線の開業時の1975年3月の時刻表では
          東京6:00→ 広島11:08 5時間08分
2024年の時刻表では、東京6:00→ 広島9:49 3時間49分

開業から約50年で1時間19分(79分)の短縮。
1年当たりになおすと、平均改善はたった1.58分(1分35秒)/年。

小さな積み重ね改善の歴史が新幹線にはあることも
お話したのでした。

2024年6月29日土曜日

Satellite Office Furthest from Tokyo その2

 先日アップした「Satellite Office Furthest from Tokyo」の件。

昨日の午後、通信業者の工事完了。

16時からクライアントとリモート会議を実施、
なんらの支障もなく無事終了。

通信事情は万全に整いました。

Satellite Office Furthest from Tokyo」の単語の頭文字を
とって名称を「SOFT」とするものいいかな・・・

いやいや、「SOFT」という単語は私には似合わない・・・

などと思いながら、帰省の度にゴミ出し、整理に励んでいます。

2024年6月27日木曜日

お褒めの言葉

「いい車に乗っているね」
「素晴らしい家だね」
「仕立てのいいスーツだね」等の類の「お褒めの言葉」。

「信頼できる仕事するね」
「安心して任せられる」
「組織でもって対応してくれる」等の類の「お褒めの言葉」。

いずれも褒めてもらっていることには違いありません。
素直に「ありがとうございます」と返すのが大人の礼儀です。

ただ、ちょっと考えてみてください。
褒める対象が、前者はあなたの所有しているものであり、
後者はあなた(の組織)そのものです。
受け止める意味合いは大きく違います。

先日の某社幹部会の雑談で、
外部にどう評価されているかが話題になりました。

それらの話を聞くなか私が認識したのは、
お褒めの言葉が、前者の類のものから、
後者の類のものに変化していることでした。

会社あげて一所懸命に愚直に努力してきたことが、
顧客に伝わり始めている・・・

という証に他なりません。嬉しく感動してしまいました。

そして、誇らしく話しながらも、
的確に次の課題を認識している幹部に、
更なるステージアップの可能性も感じたのでした。

気を抜かず、引き続き頑張ってください。

2024年6月16日日曜日

「Satellite Office Furthest from Tokyo」(仮称)

実家に帰ることが多くなり、
実家の一部にオフィス環境をつくりつつあります。

ただ、父が商売で使っていた事務スペースには、
半世紀前からの資料や道具が山のようにあり、
長期戦覚悟で片付け中です。

先日、パソコンの使えるスペースを何んとか確保し、
リモート会議を試みたものの、
通信状態に問題があることが発覚。

実家は、東京から一番(時間のかかる)遠い都市(町?)。
IT技術で空間を超えるべく、
専門業者に工事をしてもらい、
今月末には情報環境をしっかり整える予定です。

早く片づけを終えて、
仮称「Satellite Office Furthest from Tokyo」を
立ち上げたいと思っています。

(補足)
英語の「Far(遠い)」の比較の最上級は「Farest]だと思っていました。
確認してみると、不規則変化する形容詞で、
米語なら「Farthest」、英語なら「Furthest」でした。
学生時代習ったのでしょうが、その記憶は甦りませんでした。

「情報という感覚を失うとき、国が滅びるのです」メルマガ第176号

 本日、メールマガジンを配信しました。

今回は、司馬遼太郎氏が1994年12月06日に
東京・陸上自衛隊幹部学校の陸戦学会総会でおこなった
記念講演からご紹介しています。

◇◆◇◆◆◆◆◆◇◆ < 珠玉の言葉 > ◆◆◆◆◆◇◆◇◆◇◆
    
    情報という感覚を失うとき、国が滅びるのです
  
 司馬遼太郎全講演(5)「ノモハン事件に見た日本陸軍の落日」

◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆・◆◆◆◆◆◇◆

是非、ご一読を!!

2024年6月3日月曜日

夢の実現には「覚悟」は必要条件

 「社長、本気でやるつもりですか?」
と社長に覚悟を問う場面がありました。

「このままだと『継続していくのがやっと』、
 倍程度の規模にならないと『面白味がない』」

という幹部社員の規模拡大の提案に対する
社長の肚を確認するものでした。

確かに規模が倍になれば、
収支は大幅に改善し潤沢な利益が生まれる、
給与も十分に上げられる、
設備も新調できる、環境も整えられる。
そして、会社の位置するステージも変わる。

幹部社員の提案は、理屈から言えばまったくその通り。
その方法は、まだまだ検討の余地はあれど、
あながち的外れではないものでした。

方法論は追々検討していくにしても、
大切なのは、その倍規模の拡大に対して、
組織としてのコミットがあるかどうか?
特に、トップの覚悟(揺るがぬコミット)があるか?
といういこと。

現状から大きく飛躍することは、
並大抵のことではありません。
途方もない努力、多くの困難を克服する
エネルギー・パワー・執念が必要です。

この数年で規模が数倍になった某社長の覚悟の様が、
私の脳裏には思い浮かんでいたのでした。

覚悟ないのはうつつの夢。
夢の実現には、まずは覚悟が必要です。

補足ながら、
「覚悟は夢の実現には必要条件ですが、十分条件ではない」
ことも記しておきます。