某クライントでは、四半期毎、そして決算時に
全社員を集めて会社の状況を共有することを目的に行なっています。
先日、決算時の報告会に参加してきました。
・計画と実績、振り返り
・来期の目標(方向性)
という一般的な内容はもちろんのこと、
特徴的なのは、各部門における取り組み、進捗状況、課題の報告等に
力点が置かれていることにあります。
会社が掲げる2つの改革テーマの実現には、
各部門の密接な連携なくては実現しない、
というのが理由です。
今回の報告会で、印象に残ったのは、
総合的なプロデュース機能がキチンと機能している、
ことでした。
準備段階を経て外に向けて動き出すところまできました。
私からは、
・さらなる改革のスピードアップ
・顧客視点から外れないにすること
・そして、小さな改善を積み重ねまくること
の3点をコメントさせていただきました。
その、小さな改善の事例として
新幹線の開業時の1975年3月の時刻表では
東京6:00→ 広島11:08 5時間08分
2024年の時刻表では、東京6:00→ 広島9:49 3時間49分
開業から約50年で1時間19分(79分)の短縮。
1年当たりになおすと、平均改善はたった1.58分(1分35秒)/年。
小さな積み重ね改善の歴史が新幹線にはあることも
お話したのでした。