某社幹部会議でのこと・・・
「A機材(ソフト)は〇〇だから・・・」
「いやいやB機材(ソフト)は△△で・・・」
「Aのメンテナンス費用は・・・」
と、どの機材を選択するか? そのコストは? そのメンテナンスは?
と盛り上がる論議。
「ちょっと待って。
何を買うか?というのもいいけど、
何のために買うの?何の課題を解決しようとしているの?
そのためにどのように活用するの?」
と、「KY(あえて空気を読まず)」、「水を差す」したのでした。
方向を見失った論議に軌道修正を促すものでした。
一旦軌道修正できたものの、また機材(道具)に戻りつつある論議に、
「もう、わかったから・・・。
それほどメンテナンスのことが気になるのなら、
俺が勉強してタダでしてあげるから、その話は終わりにして、
何のために、そして具体的にどう活用するのかの論議して」
と再度軌道修正を促したのでした。
この手の論議、中小企業では頻繁にあります。
道具の良し悪しに論議が集中し、
その道具をどういう目的で、どのように活用するか、
という大切なことを見落としてしまう。
「道具よりも使い手」という原則を見失ったパターンです。
「道具よりも使い手」
忘れないようにしましょう。
と書きながら、
自分の腕前の鍛錬をよりも、新しいギターをネットで探している
自分にも言い聞かせています。