ビジョン達成に向け、明確な課題を掲げ取り組んでいる
クライアント企業の定例会議に出席しました。
まずは、直近の業績報告。
計画を大きく上回り、非常に順調、文句のつけようがありません。
一方、ビジョン達成に向けてた課題の進捗。
必ずしも十分に進捗が図られているとは言い難く、
その認識も少し薄い印象を受けました。
“見えている数字”は心を簡単に奪わっていきます。
しかしながら、業績とはあくまで表面に現れた”結果”です。
そこで、以下のコメントをさせてもらいました。
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業績は表面に現れた“結果”にすぎません。
向き合うべきは、その結果を生み出す基盤となる“構造”と“体質”。
事業構造、取引や業務の仕組み・習慣・人の動き方等々です。
例えば、
軽自動車も 3000cc の大型車も、100キロのスピードで走れます。
しかし、3000cc はアクセルの余裕、安定感、静粛性があります。
追い越しや坂道でも力強く加速でき、長時間走っても疲れません。
一方軽自動車は、エンジン回転数が高く、常に“頑張っている”状態。
少し負荷をかけると苦しくなり、
長距離では、騒音や快適性の面で少々疲れます。
基本的な構造が違うからです。
またプロ野球も同じです。
試合に勝っていれば一見問題はなさそうに見えますが、
リーグ優勝するチームは、 試合外の構造や体質が整っています。
・選手層と体調管理(けが人、それを補う選手層の厚み)
・フロント⇔監督⇔コーチ⇔選手間での方針・指示の徹底
・ポジション間、打順間での連携、等々
これらは“構造”と“体質”に係る領域です。
数字というVisibleな(見える)ものだけに囚われず、
Invisible(見えない)構造や体質にも取り組む必要があります。
視点を変えて言えば、
「構造が整ったとき、
業績はこれまで以上に“楽に”上がるようになる。」
懸命な努力で成果をつくる段階から、
仕組みが成果を生み、安定的に業績を支える段階へ移行します。
好調だからこそ積極的に取り組むべきは“構造・体質”であり、
その改善こそが将来の業績を最も確実にする投資なのです。
表面的な数字が眩しいときほど、
企業の真価は「見えないところ」に宿っていることを
肝に銘じておかなければなりません。
Text reviewed and edited with support from
C. G. Ashford (AI Secretary, aka “Lottie”)