某社のコンサルティング、お盆休みの状況、8月の状況を確認した。
既に昨日の段階で、計画の8月目標は達成された。
今月120%くらいで推移しそう。
お盆の休みの売上の動きは、通常のウイークデイとは違う。
ということで、お盆の連休の動きを想定し、それの対応シフトを設定した。
結果は、想定したよりも、お盆効果は一日長かった。
このような需要予測は簡単に予測できるものではない。
しかしながら、毎回、きちんと振り返ることを通して、その予測の精度は必ず向上する。
それが、会社のノウハウとして蓄積される。
この積み重ねガ重要。
同様に、以前も某社において、長期連休のシフト組のために、
長期休暇の日単位での需要予測をすることを指導した。
予測のための方程式を担当に作ってもらった。
その方程式に基づいて、連休シフトの人員の貼り付けをした。
方程式を作った担当は、初めての連休は、
予測が過大で、人が暇していないか?
予測が過小で、パンクしていないか?
気が気ではなかったようであった。
連休明けに、自らその実績を確認し、
より予測誤差が少なくなるように方程式を修正していった。
毎回の長期連休の度に、その方程式は微修正され続けていった。
そして、シフトを組みのための、誤差の許容範囲に収まるようになって行った。
やりっぱなしの組織では、レベルアップは難しい。毎年同じことの繰り返し。
計画を立てて実践する。そしてその結果が良くても・悪くても、振り返る。
その組織は必ずレベルアップする。
2009年8月27日木曜日
2009年8月25日火曜日
売上には質と量がある。
売上高○○円・・・と損益計算書の冒頭に記載される。
この売上高というのは、単に売上の規模を表示したにすぎない。
量しか表現していない。
顧客に義理で購入してもらい計上した10万円も、
顧客がその商品の喜んで購入してもらい計上した10万円も
同じ売上高10万円。両方とも福沢先生10人
良く見てみると、
前者の10人の福沢先生は、しかめっ面している。
後者の福沢先生は、笑顔をしている。
というのであれば、いいのだが・・・・
残念ながら、日本銀行券に印刷されているのは、穏やかな表情の福沢諭吉1種類。
その区別がつかない。
何がいいたいのか・・・
「売上には質と量がある。」
ということ。
売上の量は簡単に把握できる。
しかしながらその売上の質については
正しい営業活動ができているか?
ということを丹念にチェックすることを通して把握するしかない。
その正しい営業活動というのは、企業により異なるだろう。
明確な戦略がある会社においてはその戦略にそった形で生まれたもの・・・
ということになろう。
企業変革の過程においては、
その量と質を複眼で把握していく必要がある。
あるときは、量的には多いが質的はその内容が伴わない・・・
その逆に、質的にはいいが、その量が伴わない・・・
という悩ましいケースも発生する。
ただ、はっきり言えるのは、
変革の過程の中で量に眼を奪われすぎると・・・
その変革は成功しない。
そもそも、変革とは、
このままではダメ・・・
変わらないと・・・
質を変化しないと・・・
というところから始まる。
変革の主題を「質」の変革に設定しておきながら、
「質の変化」状況をないがしろにし、
量というところに重点を置いていたのでは、
言っていることと、やっていることが矛盾することになる。
変革には、その売上の量・質の両面から丁寧に見ていき
バランスをみながら、良質な変化を広げていくことしかない。
売上には、量と質がある。変革には複眼を持つ必要がある。
この売上高というのは、単に売上の規模を表示したにすぎない。
量しか表現していない。
顧客に義理で購入してもらい計上した10万円も、
顧客がその商品の喜んで購入してもらい計上した10万円も
同じ売上高10万円。両方とも福沢先生10人
良く見てみると、
前者の10人の福沢先生は、しかめっ面している。
後者の福沢先生は、笑顔をしている。
というのであれば、いいのだが・・・・
残念ながら、日本銀行券に印刷されているのは、穏やかな表情の福沢諭吉1種類。
その区別がつかない。
何がいいたいのか・・・
「売上には質と量がある。」
ということ。
売上の量は簡単に把握できる。
しかしながらその売上の質については
正しい営業活動ができているか?
ということを丹念にチェックすることを通して把握するしかない。
その正しい営業活動というのは、企業により異なるだろう。
明確な戦略がある会社においてはその戦略にそった形で生まれたもの・・・
ということになろう。
企業変革の過程においては、
その量と質を複眼で把握していく必要がある。
あるときは、量的には多いが質的はその内容が伴わない・・・
その逆に、質的にはいいが、その量が伴わない・・・
という悩ましいケースも発生する。
ただ、はっきり言えるのは、
変革の過程の中で量に眼を奪われすぎると・・・
その変革は成功しない。
そもそも、変革とは、
このままではダメ・・・
変わらないと・・・
質を変化しないと・・・
というところから始まる。
変革の主題を「質」の変革に設定しておきながら、
「質の変化」状況をないがしろにし、
量というところに重点を置いていたのでは、
言っていることと、やっていることが矛盾することになる。
変革には、その売上の量・質の両面から丁寧に見ていき
バランスをみながら、良質な変化を広げていくことしかない。
売上には、量と質がある。変革には複眼を持つ必要がある。
2009年8月16日日曜日
ある私立高校のブラスバンド・・・
8月16日は、実家の年に一度の大イベントが行われる。
全国レベルで、自慢できる。
中国太郎といわれる「江の川」の河口で行われる花火大会。
夜空には、約6000発の花火が舞い、
川面には灯篭が流れる・・・
そして山側を見ると、「人」と「☆」の大イルミネーションが点滅する
大イルミネーションとは、神戸の山に錨のマークが浮かび上がるのをイメージしていただきたい。
「人」は、柿本人麻呂の人。「☆」は星高山という山の名前。
昔、柿本人麻呂が「石見のや、高角山の木の際より 我が振る袖を 妹見つらむか なびけこの山」。
と詠んだらしい。
最高に綺麗。日本の5大祭りの1つに是非入れて欲しい。
今年は、市制55周年、広域合併して5年ということを記念して、
近くの市民会館でブラスバンドのコンサートがあった。
演奏するのは、2校の高校と、山口の陸上自衛隊。3つのブラスバンド。
高校の1つは我が母校。Diaryに書きたいのは、もう一つの私立高校のブラスバンド。
圧巻であった。感動した。
チラシの案内では、2つの高校、そしてプロの自衛隊・・・
とくれば高校は前座、本命は自衛隊。
私もそのつもりで、見に行った。
プロがアマチュアの私立高校に完全に食われていた。
まずは、ブラスバンドの人数が多い。母校20人くらい、自衛隊も10人ちょっと。
その私立高校は60人~70人くらいいる。
まず、人数で迫力が違う。
軽妙な指揮者のMC(笑わせる)
ビジュアル的な演出(アフロヘアーのかつらをかぶったり・・・)
学生にソロパートを弾かせヒーローにする
そして、体を揺さぶりながら奏でる。
曲目も、コンクールの曲あり、演歌あり、Popsあり・・・
幅広く楽しませる。
訓練されている。
老人ホームへの慰問、定期演奏会等々
年間50回の公演をしているらしい。
演奏している本人達は、厳しい練習を毎日して大変だったろう。
しかしながら、見てる私には楽しそうに演奏しているように見てとれた。
彼らを見ながら、いろいろなことを考えた。
高校生にしてみると、ソロパートの時に舞台の前に出てきて
会場の拍手喝采を一身に受ける。忘れられない思い出になる。
一生忘れらない・・・快感。
そして、50回もの公演、地域の人たちのふれあいを作り楽しませる。
田舎の県立高校至上主義のに対して、
その私立高校の浸透度を高め・評価を上げていく・・・という目的も・・・
しかしながら、それは2番目の目的であろう。
その公演活動を通して、高校生にいろいろな人と触れることを体験させ。
そして人に喜んでいただくことを経験させる。
「一所懸命努力し、そして人に喜んでもらう喜びを感じる。」
という人間教育の本質を教えようとしているのでないだろうか。
社員教育だって同じ。世の中には、いろいろの技術的な教育カリキュラムがある。
目的は、顧客に喜んでいただくことに他ならない。
彼らはブラスバンドを通じて、
人に喜んでもらうことの大切さ
チームワークの大切さ
そのための努力の必要性
これらを肌で感じて行こうとしているだ・・
といろいろと思いをめぐらせた。
この私立高校が、学生のために本気で学園経営に取り組んでいる姿勢が
ブラスバンドから伺えたように感じた。
ハードロック好きの私には、母校の「ディープパープル」のメドレーも嬉しかったが、
それ以上に、この私立高校には、大きな拍手を送りたい。
全国レベルで、自慢できる。
中国太郎といわれる「江の川」の河口で行われる花火大会。
夜空には、約6000発の花火が舞い、
川面には灯篭が流れる・・・
そして山側を見ると、「人」と「☆」の大イルミネーションが点滅する
大イルミネーションとは、神戸の山に錨のマークが浮かび上がるのをイメージしていただきたい。
「人」は、柿本人麻呂の人。「☆」は星高山という山の名前。
昔、柿本人麻呂が「石見のや、高角山の木の際より 我が振る袖を 妹見つらむか なびけこの山」。
と詠んだらしい。
最高に綺麗。日本の5大祭りの1つに是非入れて欲しい。
今年は、市制55周年、広域合併して5年ということを記念して、
近くの市民会館でブラスバンドのコンサートがあった。
演奏するのは、2校の高校と、山口の陸上自衛隊。3つのブラスバンド。
高校の1つは我が母校。Diaryに書きたいのは、もう一つの私立高校のブラスバンド。
圧巻であった。感動した。
チラシの案内では、2つの高校、そしてプロの自衛隊・・・
とくれば高校は前座、本命は自衛隊。
私もそのつもりで、見に行った。
プロがアマチュアの私立高校に完全に食われていた。
まずは、ブラスバンドの人数が多い。母校20人くらい、自衛隊も10人ちょっと。
その私立高校は60人~70人くらいいる。
まず、人数で迫力が違う。
軽妙な指揮者のMC(笑わせる)
ビジュアル的な演出(アフロヘアーのかつらをかぶったり・・・)
学生にソロパートを弾かせヒーローにする
そして、体を揺さぶりながら奏でる。
曲目も、コンクールの曲あり、演歌あり、Popsあり・・・
幅広く楽しませる。
訓練されている。
老人ホームへの慰問、定期演奏会等々
年間50回の公演をしているらしい。
演奏している本人達は、厳しい練習を毎日して大変だったろう。
しかしながら、見てる私には楽しそうに演奏しているように見てとれた。
彼らを見ながら、いろいろなことを考えた。
高校生にしてみると、ソロパートの時に舞台の前に出てきて
会場の拍手喝采を一身に受ける。忘れられない思い出になる。
一生忘れらない・・・快感。
そして、50回もの公演、地域の人たちのふれあいを作り楽しませる。
田舎の県立高校至上主義のに対して、
その私立高校の浸透度を高め・評価を上げていく・・・という目的も・・・
しかしながら、それは2番目の目的であろう。
その公演活動を通して、高校生にいろいろな人と触れることを体験させ。
そして人に喜んでいただくことを経験させる。
「一所懸命努力し、そして人に喜んでもらう喜びを感じる。」
という人間教育の本質を教えようとしているのでないだろうか。
社員教育だって同じ。世の中には、いろいろの技術的な教育カリキュラムがある。
目的は、顧客に喜んでいただくことに他ならない。
彼らはブラスバンドを通じて、
人に喜んでもらうことの大切さ
チームワークの大切さ
そのための努力の必要性
これらを肌で感じて行こうとしているだ・・
といろいろと思いをめぐらせた。
この私立高校が、学生のために本気で学園経営に取り組んでいる姿勢が
ブラスバンドから伺えたように感じた。
ハードロック好きの私には、母校の「ディープパープル」のメドレーも嬉しかったが、
それ以上に、この私立高校には、大きな拍手を送りたい。
2009年8月15日土曜日
ペンキ塗り
お盆で実家に帰りました。
「屋根のトタンに、錆びているところがある・・・」と母。
屋根のトタン塗りに挑戦することになりました。
しかしながら、錆対策のペンキ塗り?私にはその経験がありません。
実家の近くには3つのホームセンターがあります
一番近いホームセンターは、食品が置いてあり、
母が、日常品の購入や、花の栽培の土を購入に行ったりするところです。
しかしながら、そこには、女性のレジ専門の店員さんが多く、ペンキ塗りの相談
に乗ってくれるような、店員さんが居ない感じです。
2番目に近いホームセンターは、実家の本拠地の多店舗化している立派なホームセンターで
広島にもあるのですが、あまり行くことがなく、店の状況が分かりません。
そして最も遠方の、ホームセンターも2番目同様、多店舗化していて、
広島にもあります。ちょくちょく利用しています。
そこには、男性の店員さんが何人かいて、いろいろとアドバイスしてくれる・・・
というお店です。
結果、一番遠方のホームセンターに買い物にいくことしました。
ペンキ塗りの方法を教えてくれであろう・・・・という期待からです。
女性の店員さんに、状況を伝えると、すぐに男性の店員さんがでてきて
いろいろと教えてくれます。
よくあるのが、専門用語で話され、相談しているのか、彼の専門知識を披露しているのか
わからないということが多いのですが(パソコンの相談の時はよくありますよね・・・)、
ここの店員さんは、的確に、そして親切に教えてくれました。
最後に、「事故しないように気をつけてくださいね・・・」って
8月12日のDiaryにも記載したが、私の頭の中に、このホームセンターには
「やり方を教えてくれる・・・」というTag Lineがきちんと設定されている。
決して安さだけの勝負ではない。
きちんとした、マーケティングコンセプトを持った会社なのかも知れない。
写真でお見せできないのが残念ですが、次男の手伝いもあり、
実家の屋根は、素人とは思えないくらいに生まれ変わりました。
ただ、全体の1/5程度ですが、何度かに分けて施工していきます。
おかげさまで、体、ボロボロ状態です。
「屋根のトタンに、錆びているところがある・・・」と母。
屋根のトタン塗りに挑戦することになりました。
しかしながら、錆対策のペンキ塗り?私にはその経験がありません。
実家の近くには3つのホームセンターがあります
一番近いホームセンターは、食品が置いてあり、
母が、日常品の購入や、花の栽培の土を購入に行ったりするところです。
しかしながら、そこには、女性のレジ専門の店員さんが多く、ペンキ塗りの相談
に乗ってくれるような、店員さんが居ない感じです。
2番目に近いホームセンターは、実家の本拠地の多店舗化している立派なホームセンターで
広島にもあるのですが、あまり行くことがなく、店の状況が分かりません。
そして最も遠方の、ホームセンターも2番目同様、多店舗化していて、
広島にもあります。ちょくちょく利用しています。
そこには、男性の店員さんが何人かいて、いろいろとアドバイスしてくれる・・・
というお店です。
結果、一番遠方のホームセンターに買い物にいくことしました。
ペンキ塗りの方法を教えてくれであろう・・・・という期待からです。
女性の店員さんに、状況を伝えると、すぐに男性の店員さんがでてきて
いろいろと教えてくれます。
よくあるのが、専門用語で話され、相談しているのか、彼の専門知識を披露しているのか
わからないということが多いのですが(パソコンの相談の時はよくありますよね・・・)、
ここの店員さんは、的確に、そして親切に教えてくれました。
最後に、「事故しないように気をつけてくださいね・・・」って
8月12日のDiaryにも記載したが、私の頭の中に、このホームセンターには
「やり方を教えてくれる・・・」というTag Lineがきちんと設定されている。
決して安さだけの勝負ではない。
きちんとした、マーケティングコンセプトを持った会社なのかも知れない。
写真でお見せできないのが残念ですが、次男の手伝いもあり、
実家の屋根は、素人とは思えないくらいに生まれ変わりました。
ただ、全体の1/5程度ですが、何度かに分けて施工していきます。
おかげさまで、体、ボロボロ状態です。
2009年8月12日水曜日
「なるほど、ブランドについて、よ~くわかりました」
某社のコンサルティング、役員会にて、ブランドについて説明する場面があった。
「なるほど、よ~く分かりました」
と社長が・・・、腹に落ちたって感じ。
ブランドの「Tag Line」、「Buy Line」について、メモ書きしながら説明していった。
口頭での説明だけでは、情報が伝わりにくい、できるだけ書きながら説明する
というのが私の流儀。
「メモ(もらっても)いいですか?」
と社長。
「勿論です!」
といいながら、私の個性的な文字(時々自分でも解読不能になることがあります)、
さらに、いろいな線が入り乱れ・・・・という(下の写真)メモ。
この状態のメモでは、社長も次の誰かに説明することは、難しい・・・
上記のメモを、文書としてまとめることを約束しました。
丁度、いい機会なので、経営コラムにも掲載しました。
何年か振りで、ある社長にお会いしたことを思い出した。
社長室に掲げてある額を見ていると、どこかで見たことがあるメモ書き・・・
私が、コンサルティング時にメモ書きしたものであった。
私の個性的な文字のメモ書きが額に入れられている。
恐縮した。
「まさに、その通り・・・と思った」と社長はおしゃった。
メモ書きも、もう少し綺麗に書こう・・・っと!!
「なるほど、よ~く分かりました」
と社長が・・・、腹に落ちたって感じ。
ブランドの「Tag Line」、「Buy Line」について、メモ書きしながら説明していった。
口頭での説明だけでは、情報が伝わりにくい、できるだけ書きながら説明する
というのが私の流儀。
「メモ(もらっても)いいですか?」
と社長。
「勿論です!」
といいながら、私の個性的な文字(時々自分でも解読不能になることがあります)、
さらに、いろいな線が入り乱れ・・・・という(下の写真)メモ。
この状態のメモでは、社長も次の誰かに説明することは、難しい・・・
上記のメモを、文書としてまとめることを約束しました。
丁度、いい機会なので、経営コラムにも掲載しました。
何年か振りで、ある社長にお会いしたことを思い出した。
社長室に掲げてある額を見ていると、どこかで見たことがあるメモ書き・・・
私が、コンサルティング時にメモ書きしたものであった。
私の個性的な文字のメモ書きが額に入れられている。
恐縮した。
「まさに、その通り・・・と思った」と社長はおしゃった。
メモ書きも、もう少し綺麗に書こう・・・っと!!
2009年8月7日金曜日
内部の不満が・・・
「内部の不満を、最近よく耳にします・・・」
という種の問題相談をうけることがある。
自分の居た組織にも同様のことも発生した。
その会社の状況状況によりその原因が違うのであるが、
一般的に、この種の問題の根本的な原因は、
「眼が内向きになっている」ことに起因することが多い。
「要するに、お客様にどう価値を提供するか?」というテーマよりも
内部の問題、他部門がどうじゃこうじゃ・・・に関心傾いているということ。
明確な、自分達の部門の目標・自分の目標の認識が弱くなってきている。
または、それから逃げの方向に向かいつつある。
「不満を言う前に、自分のやることをやってから言え!!」
ぐらいの勢いで、リーダーが、どんと腰をすえてリーダーシップを発揮する重要な場面なのである。
という種の問題相談をうけることがある。
自分の居た組織にも同様のことも発生した。
その会社の状況状況によりその原因が違うのであるが、
一般的に、この種の問題の根本的な原因は、
「眼が内向きになっている」ことに起因することが多い。
「要するに、お客様にどう価値を提供するか?」というテーマよりも
内部の問題、他部門がどうじゃこうじゃ・・・に関心傾いているということ。
明確な、自分達の部門の目標・自分の目標の認識が弱くなってきている。
または、それから逃げの方向に向かいつつある。
「不満を言う前に、自分のやることをやってから言え!!」
ぐらいの勢いで、リーダーが、どんと腰をすえてリーダーシップを発揮する重要な場面なのである。
2009年8月5日水曜日
2009年8月1日土曜日
「俺はいいけど、YAZAWAは・・・なんていうかな」
本日の日経新聞で、ロック歌手矢沢永吉の記事があった。
キャロルから始まり、「成り上がり」そして「YAZAWA よろしく・・・」で有名な
個性の強いロックシンガー。今年の9月に還暦だそうだ。
その記事の中で、下記のくだりがあった。
「音楽業界に流布している逸話がある。
レコーディング中、作品の出来を聞かれ、セリフのように漏らしたという。
『俺(おれ)はいいけど、YAZAWAは・・・なんていうかなあ』
いわゆるダメだしであろう。」
「俺」は精一杯歌った・・・頑張った。よくやった。
しかしながら「YAZAWAという商品」からしたら、このレコーディングはいまいちだな。
もう一度取り直し・・・
ということではないだろうか・・・・
「自分」と「立場(役割)」の両面をきちんと認識しているといえる。
俺という自分は、1人のシンガー。
YAZAWAというのは、ファンの期待にこたえないといけない
という任務を背負ったプロデューサーの役割を持った立場。
この二面の自分を使い分けている。
おうおうにして、自分という一面の観点でしか見れなくなってしまう。
「一所懸命頑張ったから勘弁してもらおう・・・」
「これが精一杯、お客様も理解してくれる・・」
「あれだけ、部下が頑張ってくれたのだから、これ以上は言えない」
という傾向は誰しももっている。
そこには「立場(役割)」の面が希薄になり、。
自分の都合にウエイトがかかりつつある。
期待してくれている人の視点が無くなってしまう。
これでは、期待に応えられないことになってしまう。
別の言い方をすれば
「自分はプロセスに、役割はアウトプットに」
重点を置いているともいえる。
矢沢のこのフレーズは示唆にとんでいる。
40年以上もトップスターとして君臨し、
「YAZAWA」ブランドというブランドを毀損せずに、
長年ファンに支えられてきた理由の1つではないだろうか・・・・
このフレーズは使える。
「俺はいいけど、社長・専務(役割)としてはどうかな・・・」と。
ある会社の社長室に、「YAZAWA」のサイン入りの写真が飾ってあった
(社長に聞いてみると、ファンクラブまで入会していた)ことを思い出した。
なるほど・・・・、これで、理解できるような気がした。
キャロルから始まり、「成り上がり」そして「YAZAWA よろしく・・・」で有名な
個性の強いロックシンガー。今年の9月に還暦だそうだ。
その記事の中で、下記のくだりがあった。
「音楽業界に流布している逸話がある。
レコーディング中、作品の出来を聞かれ、セリフのように漏らしたという。
『俺(おれ)はいいけど、YAZAWAは・・・なんていうかなあ』
いわゆるダメだしであろう。」
「俺」は精一杯歌った・・・頑張った。よくやった。
しかしながら「YAZAWAという商品」からしたら、このレコーディングはいまいちだな。
もう一度取り直し・・・
ということではないだろうか・・・・
「自分」と「立場(役割)」の両面をきちんと認識しているといえる。
俺という自分は、1人のシンガー。
YAZAWAというのは、ファンの期待にこたえないといけない
という任務を背負ったプロデューサーの役割を持った立場。
この二面の自分を使い分けている。
おうおうにして、自分という一面の観点でしか見れなくなってしまう。
「一所懸命頑張ったから勘弁してもらおう・・・」
「これが精一杯、お客様も理解してくれる・・」
「あれだけ、部下が頑張ってくれたのだから、これ以上は言えない」
という傾向は誰しももっている。
そこには「立場(役割)」の面が希薄になり、。
自分の都合にウエイトがかかりつつある。
期待してくれている人の視点が無くなってしまう。
これでは、期待に応えられないことになってしまう。
別の言い方をすれば
「自分はプロセスに、役割はアウトプットに」
重点を置いているともいえる。
矢沢のこのフレーズは示唆にとんでいる。
40年以上もトップスターとして君臨し、
「YAZAWA」ブランドというブランドを毀損せずに、
長年ファンに支えられてきた理由の1つではないだろうか・・・・
このフレーズは使える。
「俺はいいけど、社長・専務(役割)としてはどうかな・・・」と。
ある会社の社長室に、「YAZAWA」のサイン入りの写真が飾ってあった
(社長に聞いてみると、ファンクラブまで入会していた)ことを思い出した。
なるほど・・・・、これで、理解できるような気がした。
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