4月10日に発行したメルマガ。「胡蝶の夢」から松本良順のことを書きました。
某社の専務さんからメールを頂戴しました。
メルマガの反応をお送りいただき、本当に嬉しく思います。
また、編集後記で、「もし高校野球の女子マネジャーがドラッカーを読んだら」
のことも書きました。この本も読まれたとのことも記されてありました。
編集後記の最後のところまで読んでいただいている・・・・・
感謝、感謝です。
その専務さんのメールの中で、「実践の難しさ」についてコメントがありました。
その難しさ痛いほどわかります。
自分のことでも、思っていることを実践するのが難しいのに、
ましてや、実践するのは自分だけでなく、組織。
でも、「難しい・・・」と言いながらでも取り組んでいらっしゃることが立派。
あることを思い出した。
昔、某社の(当時)社長にある詩を送った。
創業社長で、一人で引っ張ってこられていた。
世代交代を考えないと・・・という時期だった。
しかしながら幹部社員が育っていない・・・
その詩は「その一言が」というタイトルで、
社員の話を、最後まで聞いてやってください、
ということを伝えたくて送ったものだった。
その社長は、その詩を受け入れて下さった。
そして私に会う度に、「上手い具合にできんで・・・、難しいことを言うの~」
といつも笑顔でおっしゃった。
「ということは、少しは実践なさっていらっしゃる、ということですね。有難うございます」
といつも返していた。
それから2年くらい経過した。
その会社は変わった。幹部社員も変わった。
もちろんいい方向に。
「難しいで~」と言い続けながらでも、諦めずに少しづつでも実践。
これが大切!!