2010年4月14日水曜日

「イメージ」

昨日ある社長に、創業からの話をいろいろと伺った。

今年が創業35年になるとのこと。
創業の時の思い、そして現在までの変遷。
その間、6回位の事業のステップがあり、大きな決断があった。
自社の得意分野と新しい事業を上手く連携させて、
いわゆる自社のコアコンピテンスを軸に展開されていた。

「いくつかあったステップの中で、判断に悩んだことは無かったのですか?」
という質問に対して、その回答はあっさりと
「無かった。大変な時もあったけど、その時は大変と思わなかった」
とのこと。

「へえ~、無かったんですか~」と私。

「いつも、常に次の、そしてその次のステージのことを常に考えとったからな・・・」

なるほど・・・・

次のステージのデザインが明確なら、
岐路において「どうしようか?」というよりも、むしろ
自分のイメージに入っているか否か、
イメージに近づくために、必要なものか否か
と比較的容易に峻別できただろうと理解できた。

よりゴールのイメージがはっきりしていればいるほど、
必要なものか、そうでないのか?
大切なものか、そうでないのか?
やるべきなのか、やらざるべきなのか?
リスクを採るべきなのか、そうでないのか?等々
が明確になる。

ビジョンの重要性・必要性を再認識させらたのであった。