2010年6月29日火曜日

ゴーンさんの高額報酬に思う

日産のゴーンさんの報酬が報道で8.9億円と報道されました。

「報酬を減らせば、雇用を守れたのでは」という質問に対して
「優秀な人材確保のために世界の賃金水準を参考にした」と回答した
いう一幕も株主総会であったようです。

自動車会社各社の2010年3月期の
有価証券報告書を見ると以下の通りです。
日産は平均しても非常に高いことがわかります。

     役員数  報酬総額   平均  (百万円)   
トヨタ   38人    1,426     37.5
日産   12人     1,692    141.0 
ホンダ   19人     988     52.0
マツダ   9人     506     56.2  
三菱      13人     322     24.7      


上場企業は、2010年3月期より、有価証券報告書に、
役員の報酬総額と、1億円以上の報酬役員名が明記されることになりました。
それゆえ、ゴーンさんの報酬がニュースとして取り上げられたようです。

問題は、その報酬が多寡ということではないと思います。

「報酬を減らせば・・・」という株主の意見一理あります。
そして、「優秀な人材を世界から・・・」という考えも一理あります。
その中で、日産自動車は、決定したのです。

決定というのは、その会社の考え方が現れてくるものです。
そしてその企業の個性が現れてきます。

それぞれに、個性があっていいのではないでしょうか。
そして、その個性を自信を持って打ち出せば・・・・

むしろ、没個性的で、横並びというほど、面白くない。

あとは、その個性を好むか、好まざるか、
投資家や、従業員、銀行等々、の利害関係者が
判断するだけのことではないでしょうか。

この高額報酬がいけない・・・という論調にならればと
懸念しています。

出る杭を打って、皆平等に仲良く・・・
という低位調和というのでは発展しません。

むしろ、出る杭を伸ばして、それにぶら下がっていく
という方が、それに比べると発展する可能性があるのではないでしょうか。

ぶら下がっていくのは、情けないけど
低位調和よりまだましかもしれません。

一番いいのは、自分から、

出る杭になって、打たれても跳ね返す。

ですよね。

尚、上記のデータは、下記のHPより入手しています。
トヨタ自動車
http://www.toyota.co.jp/jp/ir/library/negotiable/2010_3/stock.pdf
日産自動車
http://www.nissan-global.com/JP/DOCUMENT/PDF/SHAREHOLDER/2009/holder2009.pdf
ホンダ技研
http://www.honda.co.jp/investors/financialresult/2009/2009-yuho-86.pdf
マツダ
http://www.mazda.co.jp/corporate/investors/library/s_report/
三菱自動車 
 http://www.mitsubishi-motors.com/jp/corporate/ir/library/yuka/pdf/yuka20100624.pdf