昨日、近くの携帯ショップに行ってきました。
機種変更だけするつもりだったのですが、
カウンターの担当が、契約の料金プランの見直しを提案してくれました。
結果的に、機種の変更だけでなく、
毎月の料金が500円くらい安くなることになりました。
携帯会社の方からわざわざ安いプランを提示して・・・
と思いましたが、
その安いプランへの条件というのは、
契約期間を現行の1年から2年に延長するということでした。
携帯自体がほぼ全体に普及して、
各社が競争に凌ぎを削っているという状況の中では、
他社への移行防止・阻止というのが最重要な課題になります。
その課題にマッチした施策として、
期間での縛りは長く顧客を固定化させるす分、料金を安くする
ということは、もっともな方針です。
ただ、料金プランを見直して安くなるのですから、
当面の現行収益は圧迫するすることになります。
ディレクションがはっきりしていることに感心しました。
「当面の収益は少々圧迫しても、他社に移らないように顧客を固定化させよ」と。
反対に、
「両方(当面の収益と顧客の固定化)を成り立たせよ」
現場では、どうすればいいのか分からない・・・という状態になってきます。
ディレクションがはっきりしているから、営業店の末端まで、
その方針がいきわたるのです。
皆さんの会社では、重要な経営課題に関する
方針・ディレクションが明確になっているでしょうか?
これらを明確にするためには、
当面のことだけでなく、きちんと将来を戦略的に考える
ということが必要なのです。