忙しい・・・・
ビジネスマンが日常よく口にくる言葉です。
「忙しい」の文字を分解すると、
「りっしん辺」と「なくす」で心を無くしている状態
と説明されることがあります。
「心を無くしている」というよりもむしろ
「頭を無くしている」という状態に陥っているのです。
「忙しい」という状態に陥ったときにやってみてください。
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1.すべきことを箇条書きに書き上げる
2.箇条書きにした一つ一つに処理するに必要な時間を記入する
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これだけです。
箇条書きにした項目が、5〜7つ以上あると
カウント不能になるみたいです。
どうも頭の中では、1、2、3、4、5、沢山・・・
というカウントされるようで、沢山になればカウント不能状態、
忙しいという状態、「頭を無くしている」状態に陥るようです。
まずは書き出しましょう。そして全容が見えるようにしましょう。
「なんだ、これだけ・・・」と感じれば、
「忙し」いという気の病は治まります。
書き出した項目が多く
「こんなにある・・・」
「項目数が10個もある・・大変なこっちゃ・・・忙しい」
と項目数の多さに圧倒されたときには、
上記の2が効果を発揮します。
一つ一つに処理時間を入れて合計してみてください。
頭の中では、
1時間かかる業務も1個、
電話一本で済む業務も1個
と業務の処理時間ではなく、業務の個数でカウントしてしまうようです。
業務の処理時間という概念を入れていみると、
10個あって大変だと思っていてものが
2個は1時間、5個は30分程度、残りの3個は電話1本の3分の業務
という案配に頭を動かして、
「合計すると、4時間42分、なんだ半日で終わりだ・・・」
と「忙しい」病は治まります。
「忙しい」とは「頭を無くした状態」。
2つ頭を動かすことで解放されます。
「忙しい」とは客観的に自分自身を見ることを失った状態にあります。
客観的な尺度を、自分なりに持つ必要があります。