2016年7月21日木曜日

史跡探訪 「適塾」 大坂

幕末の医師、緒方洪庵が開塾した蘭学塾。



数年前に立ち寄った時は、工事中で入館できず、
今回はゆっくりと見学することができました。















適塾の名の由来について、
「緒方洪庵と適塾」(適塾記念会発行)には

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洪庵の号「適々斎」については、
荘子大宰師編にある句に暗示を受けたもので、

「他人に役せられず、物に訳せられず
    己の適とするところを適とする」

の意味が理解されており、
いかなるものにも制附されず、
おのれの確信する道をいく、
自主独往の精神を自ら標ぼうしたものとされている

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と説明されており、
以前、岡山の足守でみた洪庵の「医戒」同様
感銘を受けました。



「姓名録」という門下生簿には、
「 入門 中津藩 福沢諭吉」と署名されていました。

福沢諭吉、大村益次郎、橋本左内ら
天保15年(1844年)から元治元年(1864年)の間、
636人の名前が記録されているようです。







血気盛んな全国から集まった塾生の大部屋
真ん中の柱には刀傷もみることができました。

「流行町請医師見立」という、
相撲番付けに見立てて
大坂の町医者を格付けした面白いものもありました。

開業3年目に、洪庵は前頭4枚目、
その8年後には最高位の大関になっていました。

併せて、サラブライトマンの大阪公演も・・・





















「坂の上の雲」の主題歌となった「Stand Alone」は、
私にとって、思いがいっぱいつまった曲。












今まで、東京国際フォーラム、大阪城ドームと
今まで2度コンサートに行きましたが、
セットリストには入っておらず・・・・

そして、今回の3度目のコンサートで、
生「Stand Alone」を聞くことができました。
それも1曲目に。

7年越しの念願が叶いました。
そして、創業当時の思いが甦るようでした。












今までは2階席だったのが、
今回は前から7番目のほぼ中央、ベストポジション。

最高のコンサートでした。