計画をもとに運営できるようになった経営幹部のとの会話
「確かに今までとチームワークも生産性もずいぶん違います」
と、計画の意味を実感しているようでした。
「ただ時々、実行し始めて計画変更した方がいいのでは、
と思うことがあるのですが、ただ安易に変更するのも・・」
と、「朝礼暮改」(命令や政令などが頻繁に変更され一定しないこと。
朝出した命令が夕方にはもう改められること)を心配していました。
「計画変更」と「朝礼暮改」について説明しました。
「計画変更」=「朝礼暮改」
計画立案時の前提条件が何も変わらないのに、
変更する場合は文字どおり「朝礼暮改」。
単に、十分検討がされていなかった、手落ちがあった等、
で批判されるものです。
この場合実務的には、
結果に大きく影響を与えるなら変更し、
そうでない場合はそのままで変更なし、
ということになるでしょう。
いずれにしても、計画が検討不十分であったことを
深く反省する必要があります。
「計画変更」≠「朝礼暮改」
計画の前提条件が、違っていたり変わった場合などは
「朝礼暮改」と言われようが、躊躇なく計画変更すべしです。
積極的に新しい前提条件にマッチした計画に修正することが必要です。
この場合、批判されるのは「一成不変」、
マッチしなくなった計画に固執することです。