先週末東京に・・・
電車の中で「27日広島VS巨人 東京ドーム」
の広告が目に入りました。
数年前、ポール・マッカトニーのコンサートで東京ドームに行ったことはあるものの、野球は初めて。「ドーム野球デビュー」に行くことにしました。
チケット販売所で、気づいたのは27日の広島VS巨人戦は、実は9月のこと・・・
当日行われる試合は、いわゆるノンプロ野球でした。
ま、いいか・・・・、ドームの野球デビューにはかわらない。
バックネットの席で観戦することにしました。
ノンプロ野球の全国大会の開幕戦で、「東京ガス VS NTT西日本」の対戦でした。
試合前の、野球殿堂入りの表彰では、「あっぱれ」「喝~」でおなじみの大沢親分も来られていました。
6時半から試合開始。
「まあ、ノンプロ野球か・・・」とたかをくくっていた私は、7時を過ぎ始めたころから驚きに変わっていました。
いつの間にか、ドームが殆ど満員状態になっているではありませんか。
内野・外野、1~3階席と1塁側はNTT、3塁側は東京ガス・・・ほぼ満員。
テレビ中継でみるプロ野球でも、空席が目立つのに・・・
そして応援がすごい・・・NTTはオレンジのチューブ型応援棒。東京ガスは黄色い団扇・・・
ピンチとチャンスの中で、大歓声と、オレンジと黄色が球場半分で揺れ動くのです。
NTT西日本は大阪市の代表。これだけの人数が大阪から????
1万人以上は絶対にいるはずです。
聞いてみると、NTT東日本の人も応援しているとのこと・・・
いずれにしても、1万人以上の人が、自分の会社を一所懸命応援する
という場面を初めてみました。
試合中は、声を枯らし、自社の選手・会社名を叫び、
そして試合後は、コミュニケーションの共通のネタとして、
話題になる・・・・
数年前、日産の大リストラの時に、
ゴーンさんが、野球を観戦し、
企業の再興に結びつくと、存続を決めた
とぃうことがありました。
このドームの雰囲気を直に体験して、ゴーンさんを
動かしたものが理解できるような気がしました。
途中、バックネットから、一塁側のNTTの応援席に移動し、
にわかNTT社員になり、オレンジのチューブを片手に、
その熱気を渦中で感じました
「現場体験の重要性」を再確認させていただきました。
NTT西日本さん、チューブありがとうございました。