業績が今一歩の会社は「このままじゃ、いかん」と肌身に感じ、
業績の好調な会社も、将来を考えると「このままじゃ、いかん」
と問題設定するものです。
ではどうするか?
と検討に移ります。
「△△案は、○○でいいんだけど、××で問題がある」
という方程式にのっとったものばかり。
どれをとってみても自社にとって都合のいい選択肢にはありません。
それぞれに、何らかの問題や課題があり、
それぞれに、リスクがついてまわります。
あったとしても、詐欺まがいか非合法の話くらいです。
それでも、何かあるだろうと探し続ける。
新しい方向が決まらず、時間だけが過ぎていく。
その間、他社は失敗を繰り返しながらも
新しいことに踏み出している。
そして、気づいたときには時すでに遅し、ということにも・・
ビジネスには、必ず不確実性がつきものです。
すなわち、リスクと切っては切れないものなのです。
大切なのは、リスクを受け入れる覚悟なのです。
リスクを取らないでズルズルと引っぱる
それが、ひいては会社の存亡に係る
最大のリスクになりかねません。
新興の会社のことを、「ベンチャー企業」と言います。
ベンチャーとは冒険という意味です。
大きなリスクを伴うということで名付けられたのでしょう。
リスクをテイクするというビジネスの性質からすると
企業は、ずっと「ベンチャー企業」で有り続ければなりません。
生まれたての小さな会社は「ベンチャー(大冒険)企業」だけど
成功し大きくなっても「ミニ・ベンチャー(小冒険)企業」
でありつづけねば・・