過日、愛車の定期点検とタイヤ交換にディーラーに車を持ち込み、
待っている間、流れているDVDを見ていました。
HONDAの新車紹介のDVDだったと記憶しています。
その中に、本田宗一郎の言葉が紹介されていました。
「どんな車が喜んでもらえるか、
それが決まった時に、技術がいるんですよ」
という内容でした。
技術屋、技術開発という印象が優先する本田宗一郎ですが、
その根底には「人」がありました。
「そもそも、技術だってその根本は礼儀なんです。
相手を尊重することから、あらゆることが始まるんですよ。(中略)
一方、科学技術などはひとつの手段に過ぎません。(中略)
われわれが科学や技術を探究し、研究するのは、
人間の幸せのためにやっているんです」
〜「やりたいことをやれ」本田宗一郎 PHP
一流の技術というだけでなく、
一流の経営思想の両面をもった人物だったことを
再認識したDVDでした。