2023年4月19日水曜日

就活の学生さんへ

最近、リクルートスーツ姿の学生さんを時々みかけます。
就職活動の季節の到来のようです。

約40年前、社会人1年目から新卒採用に関わり
その後、自社の採用、他社の採用の支援する側で
関わりました。
今は、顧問先の採用状況の報告を受ける程度で、
直接かかわることはありませんが。

中小企業の経営者とかかわっている視点から、
学生さんに伝えてきたことがあります。

ただ、採用担当者とは少し違うかもしれませんが・・・

1、「自分に自信を持て」
   自分を良く見せようとするな、会社に合わせよとするな。
   素の自分でぶつかればいい。

   私ならこうする・こう考える・・・と思い切って言う。
   間違っていてもいい、トンチンカンで結構、
   間違ったことを言っては・・と思うことなんぞ、全くなし。

   そもそも、正しい答えを期待していない。
   どの程度の広さ、深さで考えているのか、
   そしてキチンと説明できるか、を確認したいだけです。
 
2、「質問は、あなたの関心度合いを現す」
   何か「質問は?」という問いに、
「特にありません」という回答は、
   貴社には興味がありません、または何も考えていません。
   と同義語です。

   また「教育制度はどうなっているのですか?」等々の

   どこの会社にでもできるよう類いの一般的な質問があります。

   気になる部分かも知れませが、
一般的な質問ばかりだと、
   私に言わせれば「あまり研究していません」という
   ことと同じです。

   深く研究して、採用担当をギャフンと言わせるような、
   その企業にしか通用しない質問を投げかけてみてください。
   少なくとも、一所懸命研究している証にはなります。

   事実、面接官をしていたころ、
   鋭い質問に学生に一本を取られ
   「この子は面白い」と採用したことがありました。
   素晴らしい社員になってくれました。  

面接技術・履歴書の書き方も大切でしょうが、
「自分を飾る」ことより「自分の本質をぶつけること」
を経営者は求めているのです。

不安や悩みがつきない就職活動だろうけど、
自分を信じで頑張ってください。