2009年12月3日木曜日

「見当識」が

「前月のイベントの報告からお願いします・・・」と社長の挨拶から始まった。

某社の会議。この会議を始めて3回目(3ヶ月)が経過する。
毎回確実に内容がレベルアップしている。

参加者の皆さんの発言のベクトルも1つの方向を向いているように感じる。
参加者のそれぞれが、それぞれの役割、立場からアイデアを出す。
そして、それらが重なっていく、深まっていく・・・・

以前、「見当識」という言葉を、あるお医者さんに教えてもらったことがある。
見当識というのは、自分の置かれている状況を正確に認識することで、
気がおかしくなるというのは、この機能が正常に働かなくなるということのようである。
要するに「私は誰? ここはどこ?」という状態になってということのようだ。

・自分の部門のことは置いて、他の部門のことばかり・・・
・自分の意見を言わずに、人の意見の批判ばかり・・・
・部門の責任者でありながら、部門の状況ではなく、自分の仕事についてばかり・・・

これらは全て「見当識」が狂っていることに該当するのではないだろうか。

本日の会議は、一人一人が見当識をきちんと持って取り組まれていた、
非常に建設的な会議でした。

面白いアイデア、いい提案が多く、正直どれから取り組もうか・・・
という嬉しい悲鳴を社長とあげることになるだろう。