「先日、依頼されたデータができあがりました」
と提出された資料。
内容を確認してみると、確かにデータが並んでいる。
数ページ資料をめくっていくと・・・
「あれ、終了?」
確かに要求した通りのデータには間違いないものの、
データの羅列だけで終わっている。
そのデータから読み取れるか考察がない・・・
「『確かにデータ出して』と頼んだのは頼んだけど・・」
新人ならまだしも管理者からの報告がこれでは・・・
という中小企業でよくあるケースです。
確かにデータを抽出して並べ直すには
時間がかかったのかもしれません。
しかしながら、並べるだけでは何らの価値を生みません。
これでは「私は考える力ない」と言っているのと同じです。
データを考察して、何らかの策を立案して
初めて価値が生まれます。
たとえ稚拙なものであっても、
「(データを)見て、考え、提案する」
のがビジネスマンの基本的な作法です。