2009年7月14日火曜日

ある広告!!


いつもは書斎のデスクトップを使うのだが、
久しぶりにリビングのデスクトップを使った。
いつかご紹介しようと思っていたネタが、
デスクトップの上に掲げあるのを思い出した。
そのネタとは、左のパネルのこと、何年か前の、新聞の一面広告。

その中には、下記のような言葉が・・・・

大人の哲学をもち、 子供のような純粋さを持つ人

主流なのに、 心は反主流である人

スーツを着こなすが、 ジーンズもはきこなす人

寡黙ではあるが、 説得力のある人

人生も語れるが、 ジョークもうまい人

有意義も好きだが、 無意味なことも好きな人

後部座席にも座るが、 ステアリングも握る人

ワインにも詳しいが、 恐竜にも詳しい人

常識は持っているが、決して縛られない人

ITには強いが、 手紙は万年筆で書く人

家庭を愛しているが、 時には家庭を忘れられる人

孤独も好きだが、 社交も上手な人

ブランドは好きだが、 依存はしない人

伝統は重んじるが、 新しいことも好きな人

クラシックも聴くが、 ロックも好きな人


知性だけでなく、 遊び心も持っている人

ゴルフだけでなく、 サッカーにも夢中になれる人

常に冷静だか、 時には情熱的になれる人

剛胆であるが、 細かな気遣いも大切にする人

仕事には厳しいが、 女性にはドアを開けてあげる人

自信はあっても、 過信はしない人

美術館にも行くが、 ジムにも行く人

協調もできるが、 反論もできる人

夜更かしはするが、 朝きちんと起きる人

守るものが多くても、 冒険のできる人

お金は堅実であるが、 使うときには大胆な人

部下には優しいが、 上司には厳しい人

食べるのも好きだが、 料理もできる人

現実主義者であるが、 夢を忘れない人

上質にこだわるが、 贅沢は好きじゃなない人

都会も好きだが、 誰もいない海も好きな人

毅然としているが、 映画で泣ける人

自分の誕生日は忘れても、 約束の時間は守る人


どうでしょう、なかなかかっこいいと思いませんか?


両極端を持ち合わせている人をイメージして書いた内容でないかと思います。

この内容見たときに、ある米国作家F・スコット・フィッツジェラルド)

有名な言葉を思い出しました。そして、武士道でいう「中庸」のこと・・・と


実は、これはBMWの広告。


BMWのセールスマンに電話して「ポスターあったら下さい・・」とお願いしましたが、

残念、ポスターはないということで、新聞を切り抜いて額に入れることにしました。


つねづね、経営者、そしてリーダーには


「厳しさ」と「優しさ」

 「敏感」と「鈍感」

 「攻め」と「守り」

「大胆さ」と「緻密さ」等々


という2面性が求められていると思っている。

この2面性の必要性をうまく、具体的に表現したコピーだった。


2面性を使う場面を間違えれば、狂人。
   足して2で割ったパターンは、凡人。
2面性を、適切に使い分けられば、賢人。

人間修行が、リーダーには必要なのかも知れない。