数日前に、100年に一度不況は、会社の根本的な問題を浮彫りにしている旨
そして、各社において問われている根本的な問題は何か、をきちんと認識
して乗り越えていくこ必要であるとこのダイアリーに書いた。
本日のコンサルティングにおいて、某社において、
その会社の根本的な問題を克服すべく指導した。
その克服のためには、新しい活動を行っていかねばならない。
今までと違うやり方を実行していかなければならない。
誰しも、今まで慣れ親しんできたやりかたがいい。
しかしながらそれを変えていかなければならない。
変わることが必要なこともわかっている。
でも、なかなか動かない、動けない
失敗したらどうしよう
お客様にご迷惑をかけたらどうしよう
会社に損失を与えたらどうしよう・・・
という心理が働いている。「不安」が渦巻いている。
心配なのである。
これが普通。
決して社員のレベルや、モチベーションが低いわけでもなんでもない。
ここで重要なのは、リーダーの存在。
不安・心配を取り除くことがリーダーの役割。
「思い切ってやってくれ、やって発生したクレーム・問題は一手に引き受ける。
それは、君達の問題ではなく、会社の問題。心配するな。」
そして、もし実際に発生したら、「よくやった」の一言。
このようなリーダーの覚悟がないと変わらない。
「会社がやれ・・・っていうから、開き直ってやりました。
そしたら、心配しているようなことはありませんでした。
なんていうことありませんでした」
と報告してくる部下が出始める。そして1人づつ広がっていく。
それまでは、
「思い切ってやれ、クレーム心配不要」
とリーダーが引っ張っていく。変革にはリーダーの覚悟が重要。