2021年10月2日土曜日

英語版 初校(名残惜しい・・)

 本の出版プロセスで思うこと。

校正の原稿が手元に届いた時、
「今から、この校正作業をするのか・・・」と
取り組む膨大な作業量に気分が重くなります。





















ところが、校正の完了間近になってくると、
「もう少しで終わる、あと一息で解放される、頑張ろう」
と気合いが入ります。そして校正スピードに拍車がかかります。

一方、「もう少しで終わってしまう・・」と、
企画を着想した頃からのことを思い起こし
長かったプロジェクトの終焉が近づいていることに、
一抹の寂しさを感じてしまいます。

前にもブログでアップしたように思いますが、
この校正完了間近の「早く完成して解放されたい」
「終わってしまう」という思いが入り混じった
風雑な感情が毎回湧いてきます。

これは娘を嫁に出す親の感情と同じなのかな・・と、
息子しかいない私は想像するのです。

そして、

嫁にいったらいろいろとあるけど
可愛がってもらえよ・・
喜んでもらえよ・・・

と送りだすのでした。