写真家の話。
その写真家の方はどんな、写真を撮るんですか?
鉄道の写真。小さい頃から鉄道が好きだった。
とのこと、
言わば写真自体が好きというよりも、鉄道マニアが写真家になった・・・
ということ。
多分撮影された写真を見たら、興味のない門外漢は、普通の列車の写真だと思うだろうけど
鉄道マニアにとっては、たまらない構図であったり、その列車の特徴をビビッドに写していたり、
ということになるんだろうな・・・・
その好きな人には、心に響く。
カメラの発達で、素人がデジカメの一眼レフをつかってそれなりの写真はとれる。
ピントのズレもオートフォーカスがやってくれる。構図の悪いのは、その場でみて消去
簡単に綺麗な写真が取れる時代になった。
問題なのは、被写体に対する造詣の深さ。その被写体の素晴らしさをしっているかが問われる。
興味がないと、そして好きでないと、その素晴らしさは分からない。
ビジネスも同じ、
興味を持つ・好きになる → 良さを提供できる → 良さが分かる人は少々の価格でも買う。
興味なし・仕事だから → 価値を提供できない → 価値が分からなければ安い方がいい。
付加価値の高い商品を扱うところは、興味をもって仕事に取り組むというのが、大きなテーマとなる。
これが、ブランドプレミアムの源泉。